Simejiを久々に使ってみたらとんでもなく使いやすくなっていてビビった。iOS標準キーボードにない便利ポイント3つと＋1のおすすめ機能

公開日： 2015/02/20 : iPhone iPhone, アプリ, 辞書

iOS8になってからサードパーティ製のキーボードアプリが解禁され、有料から無料までいろんなアプリが登場しています。
iOS版のSimejiはiOS8と同時の2014年9月に発表され、200万ダウンロードを突破したみたいです。（記事執筆時点）

「iPhoneのiOS標準キーボードで十分だよ」っていう人や、「顔文字はそんなに使わないしな」っていう人にもおすすめな便利な機能3つと、おまけの＋1を紹介します。

Simeji – 日本語文字入力＆顔文字キーボード
Baidu Japan Inc.
価格： 0円

posted with sticky on 2015.2.20

たくろーど（@tkroad）です。こんにちわ。

iOS8になってからiPhoneのキーボードアプリはいろいろインストールして試したりしてみたのですが、どれもしっくりこなくてずっとiOS標準のものを使っていました。
そしてすんごく久々にSimejiを使ってみたら、いつの間にかいろいろパワーアップしていてすんごく使いやすくなってる。
ここ最近はめっきりSimejiを便利に使い倒しています。

iPhoneでSimejiを使うにあたって、iOS標準キーボードにない便利ポイント3つと＋1のおすすめ機能を紹介します。
無料なので、これから使うって人にもおすすめですよ。

スワイプで左右にカーソルがスルスル

Androidだと簡単にできる、文字入力カーソルの左右移動。
iOS標準のキボードでは出来ないのことが、Simejiでは簡単にできます。

キーボード上段真ん中の「左右矢印マーク」を左右にスワイプすると、カーソルがスルスルと動きます。
Android端末を使っている人には当たり前なカーソル移動。iPhone標準キーボードで出来ないため、非常にかゆいところに手が届く感じ。

このカーソル移動機能を使いたいがために、iPhoneのテキストエディタアプリで文章を書いて、メールやTwitterにテキストを渡すっていう使い方をする人も多いと思います。

そしてこのカーソル移動が、1文字ずつじゃなくてスワイプの強さ（っていうのかな？）で移動距離を調整できる絶妙なヌルヌル具合。
感度も絶妙に調整されていて、ほんとちょうどいいところにカーソルを持っていける、
使っていてとっても気持ち良い機能です。

iPhone6ユーザーに優しい片手入力機能

iPhone6を使っている人は、文字入力を片手でするのはなかなか大変。
端末自体が大きくなったため手が届かないってことが多くなり、結果的に両手で入力しなきゃっていうのはぼくも悩みだったり。

そしてこのSimejiの「片手入力機能」が小さなことなんだけどすんごく分かってる。

Simejiマークをタップして「片手入力」をオンにすると、キーボード入力スペースが狭くなります。
右手で入力するときは右寄せに、左手で入力するときは左寄せに。こういう切り替えがワンタップで切り替えられるのもお手軽なポイント。

実際にiPhoneを持ってテキスト入力するのって、右利きだから右手だけでするわけではなかったりします。
その時に右手で歯磨きしながらだと左手でiPhone握ってるし、左の耳かきをしてる時なら右手でiPhone持ってるし。
そんな具合で両方の手で持つことを想定して、左右に寄せられる機能がワンタップで切り替えられるのは痒いところをゴリゴリ掻くことができるくらい心地よい。

実際にiPhone6のサイズ感でキーボードを左右に寄せると、ほんと入力が楽ちんになります。

iPhone6の人は今すぐ試してみて！

いろいろ分かってるクラウド超変換

iOS8の標準キーボードの辞書変換機能は、iOS7までと比べて格段に上がってます。
昔と違ってiPhoneはちゃんと日本語を分かった予測変換をしてくれるようになりました。

それに引き換えSimejiの予測変換機能はどうもパッとしない。入力して欲しい「日本語」がちゃんと表示してもらえないのです。
でも、このクラウド超変換機能がなかなかに分かってる。

「わかっ」まで入力すると、雲の目印クラウド超変換が変換候補を示してくれます。

わかったわかったわかった。もうわかった。だからもうわかったって。もういいからもうわかったから。お前の言いたい事も言

こんな具合に、日本語を超分かってる変換をしてくれるのです。

この他にも、普段使いの分かってる感のある変換を、クラウド超変換はしてくれるのでたいそう便利。
Simejiだけではちゃんと思うように変換してくれないところを、「クラウド超変換」をオンにしておくことで使い勝手がぐーんとあがります。

おまけの＋1　iOSユーザー辞書がそのまま使える

ここまではSimejiの便利な機能の紹介でしたが、「いままでiOS標準キーボード使っていて、いまさらほかキーボードに移りたくない」って言う人は、自分専用の辞書登録を一から作り直したくないからっていう理由が大きかったりします。
ぼくも当初Simejiを使い始めたばかりのときは、いつも使っているユーザー辞書が使えない不便さからiOS標準キーボードに戻った経緯があります。

そして久々にSimejiを使って驚いたのが、「iOSユーザー辞書」をそのまま引き継いで使えるっていうこと。

これ知ったときはもう飛び上がるくらい便利さにビックリ(ﾟдﾟ)！

メールアドレスや自宅の住所、珍しい読み方の名前なんかはユーザー辞書登録をしておくととっても便利なのですが、iOSユーザー辞書をそのまま読み込めるのはサードパーティ製のキーボードとして大きな一歩です。

よくよく調べてみると発表から2ヶ月後の2014年11月にはすでに対応済みの機能のようですが、このユーザー辞書が使えるだけでほんとうにお手軽にキーボードアプリを切り替えて使えちゃうのでうれしいところです。

顔文字とかキーボードの着せ替えとかは別に使わなくてもいい

本来のSimejiのセールスポイントである「豊富な顔文字」やキーボードの「着せ替え装飾」機能。
「別に使わないしな」って言う人でも、上記の便利機能だけ使っちゃえばOKだと思うんです。ぼくもそうだし。
機能全部をフルに使わなくても、標準キーボードよりちょっと便利な機能だけ自分の好きなように使って、それでiPhoneでの文字入力が便利になるように使えれば、それで十分かなあと。
いずれにしても無料だし。

自分的に欲を言うなら、他にも「タイムスタンプ機能」とか、「位置情報をもってくる機能」なんかがあったら、もう課金しちゃってでも使いたいくらい。
そんな機能がこれから追加されないかなあ。