フリーソフト2つで簡単!WindowsでMacのショートカットキーを使うための設定方法
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最終更新日:2014/03/29
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Macのショートカットキーは慣れると非常に便利です。
とくにControlキーを使ったMac特有のショートカット、「【Control+A】で行の先頭に移動」や「【Control+K】でカーソルから文末まで消去」はメールやブログなどの文章を書くときに驚くほど快適。
WindowsとMac両方を使う人にとって、このショートカットキーをWindowsでも使いたいっていう人は多いと思います。
そこでWindowsのフリーソフト2つを使うと、このMac特有の便利なショートカットキーが再現できるのでご紹介です。
家ではMac、会社ではWindowsを使っているのですが、Macのショートカットキーは文章を書く上でほんとに便利。
慣れちゃうとついつい会社のWindowsPCでもそのショートカットキーを入力して、「あら、なんで使えないのかしら |ω・`)」ってなることも多いです。
そこでWindowsでMac特有のショートカットキーを使う方法をいろいろと試してみたら、フリーソフトの「KeySwap」と「Keyboard Butler 〜鍵盤の執事くん〜」を使うことでほぼ同じ環境を再現できる!
これがなかなかに便利なのでご紹介です。
※ぼくのMacキーボードはJIS版なのですが、「A」の左隣に「Control」という状況を、Windowsでは「CapsLock」キーに「Win」キーを割り当てて再現するという方法です。
フリーソフトを導入しよう
WindowsにMac特有のショートカットキーを割り当てるためには次の2つのフリーソフトを使います。
1.「KeySwap」をインストール
「KeySwap」はキーの割り当てを変更できるソフトです。
Windowsに常駐せず、レジストリの変更もしないのがポイントです。
ダウンロードページはこちらから。
※「KeySwap for XP」と記載されていますが、Windows7まで対応しています。
キーの入れ替えやキーを無効にする、常駐しない Windows7・Vista・XP・2000・NT4.0専用プログラムで、DirectX、 コマンドプロンプトにも対応。
ここでは、Windowsの「CapsLock」キーに「Win」キーを割り当てます。
※「Control」キーや「Shift」キー、「Alt」キーは他の操作と競合するので、ぼくの場合は「Win」を割り当てています。自分にあった装飾キーを選ぶといいです。
「KeySwap」の設定が済んだら再起動かログオフが必要です。
「KeySwap」の使い方についてはこちらの記事が参考になります。
[ 便利ツール ] キーボード配列変更のススメ! キーの割り当てを変える「KeySwap」|yossense.com
2.「Keyboard Butler 〜鍵盤の執事くん〜」をインストール
「Keyboard Butler 〜鍵盤の執事くん〜」はショートカットを自分の好きなようにカスタマイズできるフリーソフトです。
しかもアプリケーションごとにショートカットの設定を個別にできるので、「メモ帳とペイントで同じショートカットキーで別々の挙動」という設定が可能なのがポイントです。
ダウンロードページはこちらから。
このフリーソフトはバックグラウンドで起動しておく必要がありますので、常時起動したい場合は設定が必要です。
このソフトの設定の中に、Mac特有の便利なショートカットキーを登録していきます。
Macの便利なショートカットキーを登録しよう
ここまででWindowsでMac特有のショートカットキーを登録するための準備が整いました。
ここからは好きなショートカットキーを登録していきます。
今回はWindowsでMacのような文章を書くためのショートカットキー登録なので、次のようなショートカットを登録していきます。
※前提 ここまでで、Windowsの「CapsLock」キーは「Win」キーの役割になっています。
登録するキー | 実行されるキー | 挙 動 |
---|---|---|
1. Win+A | Home | カーソルが行の先頭へ |
2. Win+E | End | カーソルが行の末尾へ |
3. Win+D | Delete | カーソルの右の文字を削除 |
4. Win+K | Control+Delete | カーソルから行の末尾まで削除 |
5. Win+H | BackSpace | カーソルの左の文字を削除 |
6. Win+P | Up | 「↑」キー |
7. Win+N | Down | 「↓」キー |
8. Win+B | Left | 「←」キー |
9. Win+F | Right | 「→」キー |
10. Win+「↑」 | PageUp | ページアップ |
11. Win+「↓」 | PageDown | ページダウン |
1.win+A=Home=カーソルが行の先頭へ
2.win+E=End=カーソルが行の末尾へ
3.win+D=Delete=カーソルの右の文字を削除
4.win+K=Control+Delete=カーソルから行の末尾まで削除
5.win+H=BackSpace=カーソルの左の文字を削除
6.win+P=Up=「↑」キー
7.win+N=Down=「↓」キー
8.win+B=Left=「←」キー
9.win+F=Right=「→」キー
10.win+「↑」=PageUp
11.win+「↓」=PageDown
※ここで「Win」と表記している「登録するキー」は、「Win」に割り当てられた「A」の左隣の「CapsLock」キーになります。
ここまでの設定で、だいたいMacでテキストを書くときの操作に近づけたかと思います。
おわりに
ここまで設定できれば、MacとWindows両方使う人でも、かなりMacの便利なショートカットをWindowsで使い倒せるかと思います。
ただし、【「win」+「D」】や【「win」+「E」】はWindows独自のショートカット割り当てがあるので、このあたりをよく考える必要があります。
ぼくの場合は、Windowsで文章を書くときは「NotePat++」というテキストエディタで書く場合がほとんどなので、上記の設定は「NotePat++」だけで動くように、「Keyboard Butler 〜鍵盤の執事くん〜」側で設定してあります。
WordやExcelにも、独自のショートカットがあるのでその辺との競合がないように設定するのが吉です。
たくろーど(@tkroad)でした。(・ω<)
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