MacとWindowsとnasneのファイル共有&バックアップを全部1台の外付HDDでやっちゃうぞ！しかも無線LAN環境で！

photo credit: brianjmatis via photopin cc

たくろーど（@tkroad）です。こんにちわ。

家の中でサーバー環境が整っているとファイル共有が簡単に行えます。
ドキュメントファイルやスナップ写真などはDropboxやGoogleドライブでクラウドに保存して共有すると便利ですが、動画やPCのバックアップなどは容量の問題でローカルに保存することが望ましいです。

今回、アイ・オー・データの外付ハード「HDCL-UT2.0K」を購入して、自宅のサーバー環境を構築しました。

アイ・オー・データ機器 USB 3.0/2.0 外付型ハードディスク ブラック 2.0TB HDCL-UT2.0K

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アイ・オー・データ 2013-04-30

MacとWindowsとnasne全てを無線LAN環境で1台の外付ハードに接続する方法を紹介します。

nasne（外付けHDD）にiTunesファイルを移行する方法は↓
（iTunesの中身を丸ごとnasne経由の外付けHDDに移してWindowsでもMacでも読み書きするぞ。しかも無線LAN環境で！ー前半ー）

我々はいつも欲深い。
人類は欲望の塊です。
何でもかんでも欲しがります。
だからこそ日々進化しているのです。

今日の欲求はこれ！

1. nasneのハードが容量不足なので外付けハードを増設したい。

2. MacもWindowsもバックアップをしっかりとってなかったので、外付けハードにバックアップをとりたい。

3. 写真も動画も音楽ファイルも全部外付けハードにおいて、PCやiPhone、Androidタブレットを軽くしながらもかつ、家中どこでもすべてのファイルにアクセスしたい。

もうずっとこれらを何とか実行したかったのです。
しかもそれぞれの欲求を可能な限りいっぺんに！

これが実現すると、家の中の同じWi-Fi環境内で、iPhoneでもAndroidタブレットでもMacでもWindowsでも全てのファイルが共有できます。

外付けハードを選ぶ

今回ぼくが購入したのは アイ・オー・データの「HDCL-UT2.0K」

アイ・オー・データ機器 USB 3.0/2.0 外付型ハードディスク ブラック 2.0TB HDCL-UT2.0K

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アイ・オー・データ 2013-04-30

MacとWindowsとnasneで使うため、フォーマット形式をFAT32にできるもの。
さらにnasneの接続制限で容量が2TBのもの。
という条件で選びました。

大きさ的にもさほど大きくなく、Nexus7と同じくらいの大きさ。
幅は3センチほどです。

nasneにつないで常時電源を入れておいても、音は静かで熱もほとんど持ちません。

この機器はSync Connect（シンクコネクト）という自動バックアップ機能を備えた人気の機種です。

※Sync Connect（シンクコネクト）はWindowsのみ対応で、USB接続が必要です。

外付けハードを設定する

1.まずはフォーマット

MacとWindows、nasneで使うためにはフォーマット形式がFAT32である必要があります。
ぼくの買ったものは初期フォーマット形式がNTFSでしたのでMacでFAT32形式にフォーマットしました。

Windowsでのフォーマット方法はこちら 　アイ・オー・データ｜サポートライブラリ

1-1.HDDに電源をさして、USBでMacとつなぐ。

1-2.Time Machineでバックアップするか確認されるので、「あとで決める」をクリック

1-3.Finder→移動→ユーティリティを選ぶ

ディスクユーティリティを選ぶ

→HDD名→パーティションをクリック→1パーティションを選択してオプションをクリック

→ここがちょっと悩みどころです。アイ・オー・データ公式サポートサイトの方法とは違いますが、マスター・ブート・レコードを選びます。
サポートサイトではMacだけで使う想定をしているので、WindowsとMac共用のできる、マスター・ブート・レコードを選びます。

1-4.パーティションに任意の名前をつけます。
名前は「1partition」と付けました。
フォーマットは「MS-DOS(FAT)」を選びます。
※これがFAT32の形式になります。
→適用をクリック。

→パーティションを作成していいか確認を求められる。→パーティション。

これでフォーマットが完了です。

ここでまたTime Machine使うか聞いてきたけど、「あとで決める」ことにしました。

※【注意！】Macから外付ハードを抜くときは、外付ハードアイコンをゴミ箱に移してから抜きます！まだ抜かいないよ

2. Windowsで認識させる

2-1.さきほどの1.でMacでのフォーマットが完了して外付ハードが使えるようになったので、まずMacのファイル（スクリーンショットでもなんでもOK）を外付ハードにコピーして、USBを抜き、Windowsにつないでみます。

2−2.外付ハードをMacから外すときはHDDアイコンをゴミ箱に入れてからUSBを抜きます。
大丈夫です。消えないです。

2−3.Windowsに外付HDDをUSBでつないでみます。
さきほどのMacからコピーしたファイルが見えれば成功です。

MacでもWindowsでも使える状態になっています。

3.nasneにつなぐ

ここからが本番です。
ここまではすべてUSB接続でつないでいたので認識はされるのですが、ここから無線でファイルの転送を行っていきます。

3−1.nasneにつなぎます。

これはHDDとnasneをUSBで物理的につなぎます。
nasneの背面のUSBポートとHDDを接続します。

3−2.nasneホームから外付けHDDの設定をします。

Macの場合、Finderの共有からnasneを選びnasneホーム（ブラウザ）に入る。

→ハードディスク管理 →登録でnasneがHDCL-UT2.0Kを外付ハードとして認識、登録されます。

3−3.MacのFinderでnasneを見たらShare2が追加されました。

※ぼくの場合は、HDDをnasneにつないでからShare2のフォルダはすぐ見えたのですが、Share2の中に入っているファイルが見えるようになるまで5分程かかりました。
nasneがHDDを認識してからPCやiPhoneなど他デバイスがファイルを共有できるまで少し時間がかかるようです。

これで全ての端末で外付ハードとのファイル共有が可能になりました。

おわりに

最近ではスマホやPCを一人で複数台持っているのは珍しくない時代です。

ファイルの共有は一度慣れるとほんとうに便利で、「あの写真を見るためにはデスクトップPCを起動させなきゃ」とか、「あの曲を聞くのにはノートPCにiPhoneをさして同期させなきゃ」っていうのはなかなかめんどうです。

環境に慣れてしまうともう後戻りできないのが、サーバーのファイル共有です。

次回はMacとWindowsのバックアップの設定を紹介していきます。

こちらの記事もおすすめです。

（iTunesの中身を丸ごとnasne経由の外付けHDDに移してWindowsでもMacでも読み書きするぞ。しかも無線LAN環境で！ー前半ー）

たくろーどがオススメする外付ハードディスクはこれ！

アイ・オー・データ機器 USB 3.0/2.0 外付型ハードディスク ブラック 2.0TB HDCL-UT2.0K

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アイ・オー・データ 2013-04-30

nasneはほんと便利ですよ

nasne 1TBモデル (CECH-ZNR2J)

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ソニー・コンピュータエンタテインメント 2013-10-10

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posted with sticky on 2014.2.14