WindowsのMS-IME登録辞書をMacでも使うためにGoogle日本語入力を導入。設定方法はとってもカンタン！

「WindowsでもMacでも、おんなじ辞書ツールを使うと文章の入力がとてもスムーズになりそう。」
ということを、ずっと頭のなかで考えていました。
人の名前や自分のメールアドレスなど、辞書登録しておくと何かと入力作業がはかどります。
しばらく考えた結果行き着いたのが「Macではことえりを使わずに、Google日本語入力を使う」という方法。
この方法で、WindowsやMacで登録した辞書ツールを、双方で同期させて使うってことに落ち着きました。

Windowsではずっと標準のMS-IMEを使っていたのですが、「Macでも使いたい！」と考えていました。
文章を書く中で今まで登録した辞書っていうのは、なんかもうなくてはならない財産みたいなもの。
一発で変換されない氏名や地名、いつも使うメールアドレスなんかは辞書登録しておくと、普段の文章入力作業にとっても便利です。

「できればクラウド同期機能がついていれば、WindowsやMacで登録した辞書が、他のPCにもでも自動で反映されるなあ」などいろいろ妄想していたわけですが、無料で出来る方法はこの方法しか見当たらなく、 まあなんとか落ち着いたわけです。

MacにGoogle日本語入力を導入してWindowsの登録辞書ツールを読み込む方法

1.まずMacにGoogle日本語入力を導入

Google日本語入力
http://www.google.co.jp/ime/index-mac.html

こちらからMacにGoogle日本語入力をインストールします。
標準の機能の安定版より開発版のほうが人気があるようです。
ぼくも開発版をダウンロードしました。

2015/03/02 Yosemite以降は開発版よりMac通常版のほうが安定しているイメージ。ぼくは通常版を使っています。
参考：MacのGoogle日本語入力【開発版】が不調なので再インストールしてみた。原因はOSアップグレードかも

手順にそって進めていけば、MacにGoogle日本語入力をインストールできます。

2.WindowからIMEの辞書ツールをアウトプット

WindowsのMicrosoft IMEの辞書ツールを抜き出します。

右下のMicrosoft IMEのツールから辞書ツールをクリック。

ツールから一覧の出力をクリックします。

保存先を指定し、そのままファイル名はoutput1、フィルの種類は.txt形式で保存します。

3.保存した辞書ツールファイルをMacに移す

移す方法は、メールで送ったりUSBメモリを使ったり、他にはDropBoxやGoogleドライブを使うなど、いろいろな方法があります。
DropBoxやGoogleドライブは自分のファイルの移動などにも重宝するのでおすすめです。

4.MacのGoogle日本語入力にインプット

1.でMacにインストールしたGoogle日本語入力を有効にし、ユーザ辞書をインポートします。

「管理」メニューから「新規辞書にインポート」をクリック。
ここで先ほどWindowsから移動してきた辞書データ「output1」を選択すると、Macのグーグル日本語入力に辞書データが反映されます。

これですべての移行作業が完了です。

おわりに

ここまでの作業で、MacでもWindowsに登録してきた辞書ツールが使えるようになります。
ただし、辞書ツールに追加や削除の変更があった場合は自分で手動で同期するしかないようです。
その際はDropBoxに辞書ツールを常に置いておくと、自分で同期する際もなにかと便利です。

Google日本語入力は2013年12月で複数PC間の同期サービスを終了したみたいですが、それまでは複数のPC間での同期もシームレスに行えたらしく、無料で使える辞書同期サービスとして、すんごく便利だったらしくて残念なかぎり。
でもGoogle先生が突然サービスを終了するっていうのは（ry

やっぱりATOKなどの有料サービスを使おうかな。。。

Google先生！
同期機能復活してくれー＼(^o^)／

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